屋外教育における頭部角速度を用いた
学習評価手法の提案


環境教育の現場において,子供の学習評価には主にアンケートや第三者による観察によって行われているが,観察者や回答者の状態などによって結果が変わってしまう問題がある.

そこで 本研究では,集団の頭部角加速度から被験者ごとの学習評価を行う.生体情報を使用することでコストの削減や観察者の状態に左右されない学習評価を行うことができる.  本手法では,学習者の行動タイミングを取得し,集団での行動タイミングの一致度から学習評価をおこなう.頭部に角速度センサを装着し,学習者の頭部行動発生タイミングを取得する.

屋外教育の様子
使用したデバイス