農地自走式ロボット搭載カメラからの
エゴマ領域抽出


2021年現在富山市ではエゴマを特産品として,ブランド化を目指している.その一方で広大な農地での除草作業は作業者の負担がとても大きい.そのため,富山県立大学では富山市との共同プロジェクトとして自動除草ロボットの作成を行っている.本研究ではDeep Learningを用いて入力画像からエゴマの領域を検出し除草禁止領域を出力することを目的としている.例として,図1に学習器で推論した画像を掲載する.赤点は人が定めたエゴマの中心座標,白点は学習器が出力したエゴマの中心座標,白円が白点を中心とした円となっている.このプロジェクトは農研機構のスマート農業推進事業に採択された.

図1)Deep Learningを用いた推論結果