3次元方向仮想力覚提示のための
デバイス設計


仮想力覚とは疑似的に力覚を知覚する現象である.その提示手法の一種としてシャフトモータ ー(図1)を用いて提示する手法がある.シャフトモーターは同極同士で固定した磁石の境目に銅線を交互に逆回りになるように巻いてある.そこに交流を流すと磁石が一軸方向に振動する. ヒトは振動子で瞬間的に変化する加速度と逆方向に緩やかに変化する加速度を指腹部に繰り返し提示すると前者のみを知覚するため,1方向を疑似的に力覚として知覚する.先行研究では,仮想力覚装置の2次元への多方向化の手法を提案した.本研究ではより柔軟なVRコンテンツの拡張のために,3次元方向への仮想力覚拡張のためのデバイス設計の実装と実験を行う.

図1 自作シャフトモーターの周波数測定